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はじめに

教育、研究、学務および社会貢献で構成するアカデミックポートフォリオを公開し、自らの活動を振り返るとともに今後の活動に結びつけ、大学で勤務する教員としての責務を果たすことを目的とします。

2001年4月に大阪産業大学に専任講師として着任して21年が経過した。これまで、所属する学科で定められた授業科目について、学生の立場になって、私なりに大学で学ぶべき知識をわかりやすく教育してきたと考えている。 大阪産業大学では、これまでにも授業改善アンケートやFD活動などの教育改善の取り組みを実施してきたが、本格的な教育にかかる内部質保証の取り組みがはじまったのは、2016年度に教学マネジメント委員会や事務部署として教学推進課やIR推進課が設置されてからである。2016年4月から2020年3月までの4年間、教学マネジメントにかかる業務を教育研究推進センター長として取り組み、例えば、シラバスの改善、教員評価制度の導入、GPA制度の導入、学業優秀賞/退学勧告の導入、学生の学修成果の把握方法の構築など、事務職員と協力して進めてきた。しかし、当時から懸案であったルーブリックを導入した成績評価基準については整備することができなかった。あわせて、学生のポートフォリオや教員の教育ポートフォリオの必要性は十分に理解していたが、これも全学的なルール化を構築するまでには至らなかった。 2020年度には教学推進課が内部質保証推進課に改められ、2022年度には学長事務室を改めて学長企画室を設置し、全学的な教学体制の整備が進められている。一方で、教員の教育ポートフォリオについては今もなお進められていないことから、まずは私自身が先んじて、教育ポートフォリオを公開し、あわせて、研究、社会貢献および学務のポートフォリオを含めたアカデミックポートフォリオを公開することにした。 教育ポートフォリオでは、自らの教育に対する責務や理念を示すとともに、それを実現するための方法を取りまとめ、成果を公表して、授業改善に取り組むことにする。すなわち、教員が取り組む教育のPDCAサイクルを公開することである。 研究ポートフォリオでは、大学が公開する研究者データベースでは示しきれない、研究に至った経緯などの概要を公開し、研究の振り返りを行って、新たな取り組みに繋げることにする。 学務ポートフォリオでは、全学的な委員や学科独自の委員などの任命状況や、入試の取り組みについて公開し、また、社会貢献ポートフォリオでは、行政や学会などの委員や講師などの任命状況に加え、地域社会活動の状況を公開する。 このようにこのアカデミックポートフォリオでは、教育、研究、学務および社会貢献のポートフォリオを公開することで、自らの活動を振り返るとともに今後の活動に結びつけ、大学で勤務する教員としての責務を果たすことを目的とする。

教育ポートフォリオ

研究ポートフォリオ

学務ポートフォリオ

社会貢献ポートフォリオ

このページの管理人で研究者、趣味は写真
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Profile: Hamasaki Tatsuhide
大阪産業大学 デザイン工学部 環境理工学科 教授
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