教育ポートフォリオ

責務

2026年度に担当する科目は表−1、表−2および表−3のとおりである。

(1)建築・環境デザイン学部建築環境デザイン学科
入門ゼミナール:

本科目は、学生生活を円滑に始動させるための基本的なスキルである、アカデミックスキルを身につけることを目的に、大学における学びと就職をはじめとする卒業後の進路について学ぶ。さらに、グループワークを通して、学生同士、学生と教員を含めた人とのコミュニケーション能力の向上を目指し、社会人形成として、挨拶の励行、マナーの向上、法令遵守の精神といった社会人の一員としての自覚を身につける。これらを通じて、社会人として求められる資質、能力、知識を知り、卒業までの間に身につけるべき力を自分で考え、学生生活をデザインできるよう手助けする。

くらしと環境のデザイン:

私たちのくらしや私たちを取り巻く環境が社会の変化や環境への配慮などの地球規模での課題がどのようにデザインに反映されているのか、多種多様な事例を様々な視点から具体的に紹介することで、持続可能な社会の構築のためにくらしと環境をどのようにデザインすべきかを考えるための基礎的な知見を得ることが本講義の目的である。
講義全体の目的および各回の概要や成績評価方法等に関するガイダンスを行うとともに、私たちの身近なくらしの変化や環境問題がどのようにデザイン反映されているかについて概説する。

建築・環境デザイン基礎演習3:

建築・環境デザイン学科は、ものデザインコース、建築デザインコース、環境デザインコース、空間デザインコース、自然デザインコース、都市デザインコース、以上6つのコースによって構成される。建築・環境デザイン分野の広範かつ多岐にわたる社会的ニーズに応えるべく、コース毎に専門のデザイン教育を展開する。それぞれのコースで行われる学びや、特色、卒業研究、取得可能となる資格や教員免許、キャリアデザインについて、オムニバス方式で概説を行う。
自然デザインコースで学ぶ水環境、大気環境および地域生態系の概要を演習から学び、本コースの興味・関心を醸成する。

自然デザイン演習1:

様々な環境問題から「学び」、豊かな自然観を養うとともに、問題解決法を「デザインすること」の能力を身につけるための実習を行う。
演習1では、自然生態系および環境系の演習を通じて、調査方法の手法を実践的に学び、豊かな自然を守るための行動力と問題解決手法の基礎的な能力を身につける。
具体的には、自然生態系は、陸域と水域の生態系を、環境系は、水・大気・土壌・騒音環境について調査を行い、調査結果をとりまとめる。

(2)デザイン工学部環境理工学科
情報機器の操作1&2:

コンピュータは情報収集・発信の手段、ファイルの管理の手段として様々な分野で必要不可欠な機器となっており、これを活用するスキルが求められている。情報機器の操作では環境学の専門的知識を学ぶために必要であるMicrosoft WordとMicrosoft Excelのスキルを中心に、コンピュータやクラウドなどのファイルの管理方法、インターネット検索による情報収集技術、理系報告書や論文に必要なExcelの統計解析機能を理解する。

プレ卒研:

3学年からは、ゼミを選択し、卒業研究を含めて2年間、1人の専任教員から卒業論文に向けた指導を受ける。私は、4学年の卒業研究の前段階として、前期では水質分析の練習を、後期では水質浄化実験の練習を行っている。卒業研究を進めるにあたって、重要な科目である。

卒業研究:

既に配属となったゼミにおいて、指導教員のもと、研究を行って論文をとりまとめ、卒業研究発表会で発表する。私のゼミでは、水環境に関連したテーマを学生に与えて、主に実験室で実験を行い、得られたデータを解析して整理し、卒業論文としている。これはこれまでの学びの総合的な経験を活かし、思考力を育てる重要な科目として位置づけられている。

(3)人間環境学研究科人間環境学専攻
水質管理特論:

水道、下水道、産業排水処理や河川浄化などの水質管理に係る技術や課題を総合的に指導する科目である。

人間環境学特殊講義:

博士後期課程担当教員のオムニバス形式で行う専門的科目であり、私は応用的な水環境分野の講義を行っている。

表−1 2026年度担当科目(建築・環境デザイン学部建築・環境デザイン学科)

学年開講期間選択/必修科目名称備考
1前期必修入門ゼミナール複数教員
1前期必修くらしと環境のデザイン複数教員(1/15担当)
1後期必修建築・環境デザイン基礎演習3複数教員(5/15担当)
2後期必修自然デザイン演習1複数教員(8/15担当)

表−2 2026年度担当科目(デザイン工学部環境理工学科)

学年開講期間選択/必修科目名称備考
1前期必修情報機器の操作1
1後期必修情報機器の操作2
3通年必修プレ卒研
4通年必修卒業研究

表−3 2026年度担当科目(人間環境学研究科人間環境学専攻)

学年開講期間選択/必修科目名称備考
M1前期必修水質管理特論
D1通年必修人間環境学特殊講義複数教員(1/15担当)

理念

私の教育の理念は、情報通信技術(ICT)を活用して、わかりやすい授業を学生に提供することである。
ICTを活用しながら、学生に学びのつまずきを与えないわかりやすい授業を提供し、科目毎に定めている目標を達成したい。学生が学びにつまずくと、学科で定めたディプロマ−・ポリシーに達成しないだけでなく、結果的に留年や離学につながることになるからである。

方法

ICTの活用方法は以下のとおりである。

授業方法:
演習科目を除く科目ではパワーポイントによる講義を行う。
WebClass(資料):
授業で用いるパワーポイントファイルを授業開始前より配布し、授業が終了する期間中は公開し、ダウンロードできるようにする。このようなことにより、予習や復習、授業中の再確認に用いてもらう。
出席情報システム:
出席管理は、WebClassへの小テスト・レポートのアクセス状況と、出席情報システムの活用により行う。

成果

2025年度水環境工学の授業改善アンケート
2025年度水質管理特論の授業改善アンケート
2025年度環境理工学科卒業研究生の卒業状況

(2名中2名卒業)

2025年度環境理工学科卒業研究生研究テーマ
  • 都市河川における有機物とりんの経日変化 −寝屋川、古川、城北川−
  • 土壌へのふっ素吸着実験にかかる吸着時間と分析方法の考察

目標

2026年度の教育に関する目標は以下のとおりとする。

2026年度は9名の卒業研究生を担当している。全員が卒業論文を執筆し、卒業研究発表会で発表して卒業することを目標とする。